6.24.2013

絵本読み聞かせツアーのお知らせ




先日BANROMSAIで、お友達のいとうみわちゃんの絵本読み聞かせツアーのお手伝いをさせていただいたことをブログにも書きましたが、
9月、内容を少しリニューアルした絵本読み聞かせツアーを予定しています。

今回はわたしも一緒にみわちゃんとツアーの案内人。

1週目は、子どもたちに絵本の読み聞かせをしたり、お菓子作りの交流。



絵本読み聞かせの時間


大きくなった子どもたちが、
小さな子どもたちに
読み聞かせをする時間を持つことの
きっかけになるかもしれませんね。



子どもたちと昔の遊びをしたり、
自由に絵を書いたり、
ビーズを使って
ネックレスを作ったりします。
 
2週目は子どもたちと、おにぎり作りをメインの日本食交流の会や、

バーン・ナーメンの村の住人で、土の家作りや、ハーブの薬を製造しているアドゥンさんのお友達を尋ねる時間を設けています。ここの村では、タイのランナー時代の文化、それぞれの家庭で自給自足の暮らしが垣間見れる時間を過ごします。
村の人がそれぞれの家の自転車を集めてくれるので、
サイクリングで回ります。




アドゥンさん


ピピタパンというお寺には、ランナー時代に使われたものが展示されています。
展示物もほとんど寄付で、いつのまにかたくさん集まっていったようです。



赤土で焼くお人形の家

スタイルはランナーの頃から変わっていませんが、
現代風ですね。


ランナー式コムローイの家。
タイで最年少の伝統職人に認定された彼は、29歳。
ここでは、かんたんな切り模様が習えます。

ほかにも、
手縫い、縫製工房の家、
ココナッツ素材を使った小物細工の小さな工房の家、
ランナー画家の家を訪ねます。

お昼は、ランナー式で
家庭のごはんが食べられます。






子どもたちと一緒にプールサイドでコムローイ(熱気球)を飛ばしたりもします。

盛りだくさんのこの旅。
きっとこころに残るすてきな旅になると思いますので
ぜひ!


チェンマイでお待ちしていま~す。




絵本読み聞かせプロジェクト

jips旅を通して社会貢献を







6.20.2013

work shop

work shop diary

2013年5月1日



この日は、おひとりさまのご参加。
早速藍染をしています。




お父さんが、布を広げているところ。



この時期、チェンマイは夏で、1番暑い暑期です。

藍瓶が腐ってしまい死んでいました。
雨が降らないし、いくら水やりをしていても、
肝心な藍の葉が育ちません。
なので、泥藍を作れず瓶に足していけなくなったそうです。
生き残りは
たったひとつだけ。
でもあまり力がないので
濃い青色にはなれない状態でした。

オーダーもきていたらしいですが、受けることができないと言っていました。

生きてる染というのはこういうことなんですね。




さて、次は腰織りの経糸をはっています。
今、ご自分でも手織りを習っている方だったので、すぐにコツをつかめたようで、もくもくと作業に集中していました。


夏らしいくっきり赤いお花。




ウィくんのお友達がキャベツを作っていて、売れないキャベツを捨てるところに遭遇。
そのキャベツを全部買って帰ってきました。
有機で育てたキャベツ。「もったいないから、村で売ろうと思って」とウィくん。

ちょうど夏休みの村の子どもたちが、
近所に売りに歩きます。



お母さんのおとなりさんの80歳のおばぁちゃん。
市場から買ってきた糸で
自分の巻きスカートを織っているところです。
糸は安いケミカルだけど、
自分の衣類を織る時間。すてきですね。

ちょうど織る部分に外から太陽のひかりが無駄なくあたっていて、
このお部屋に入った瞬間、その光景がとてもきれいで、
感動してしまいました。


絞り糸を織って
織り目を出すのがここのカレン族の織り柄です。
ひとりひとりが織ったら、同じ織り柄でもそれぞれの
模様が生まれるのでしょうね。






さて、さて、腰織り開始です。
横糸を入れていく作業です。
この作業も体が覚えていくしかありません。



腰織りの合間に
糸紬もやりました。
いいお顔ですね。

ガンジーのチャルカにも興味をもって
日本で、糸紬も学んでいたようです。

みな戦いをやめ、
自分のことに目を向けよう。
ガンジーの言葉に共感したことをお話してくれました。
ふと、ここには、そのガンジーの唱えている生活がまだあるぞと、、
思いました。すばらしいことです。

「糸車(チャルカ)をつかって自ら紡ぎ、織り、着る。自立すること、国産品を愛用すること。村の暮らしを守ること。

多くの国民が幸せになるには、自立した生活をすることがまず重要である」

いつか、インドのアシュラムにもいってみたいです。


この植物は、たわしです。
糸についているお米ののりを削ぎ落とします。




とてもお上手でした。




腰織りの続き、、。





今日も楽しい1日でした。
織り上がった布。首にまいています。

ありがとうございました。

日々が勉強です。

いつか、ご自分で、綿を育て、紬、織りたいと言っていました。
おなじことを思っていたので
なんだかうれしいきもちになりました。

いつか、また、、、。



6.18.2013


東西南北ちがう空



でもひとつの空




かけがえのない空

やさしい空





はかなくて遠い空







近くにきて、
いつかまた、
恋しい、
うるわしい、
ステキ、

どんな言葉も浮かぶ空






あなたがそこにいるだけで、

うれしい、

ありがとう、

そんな言葉たち。





6.15.2013

work shop

waok shop diary

2013年4月1日


4月に参加してくださったおふたりは、
親子でした。
娘さんと、お母さん。




近くの川で採れたお魚。
今晩のおかずだそうです。


染の準備をしています


お母さん楽しそうですね。


娘さんも、うっすら、手が藍の色に。
ゴム手がやぶれていたようです。



お父さん、藍染の布を日陰に干しています。


子豚も生まれていました。
かわいい。
小さいうちは、、、。


こちらは染師のウィくんのお嫁さん。
お腹には赤ちゃん。。
腰織りワークの経糸を作ってくれています。





腰織り開始です。



これはなんでしょうか?
染に使われます。
淡い赤色を出してくれます。



染め上がった布と、染布をもって、記念撮影。

「藍染はいつから行われていたんですか?」という質問がありました。
「昔々、男の人は結婚後に黒い服を着なければならなかったので、それで、藍葉を使って染めていたんだ。」とお母さんが話してくれました。
ほんとうに日常の暮らしの中にあった藍染。
すてきですね。

そして、この日もすてきな1日となりました。

どうもありがとうございました。