work shop diary
2013年5月1日
この日は、おひとりさまのご参加。
早速藍染をしています。
お父さんが、布を広げているところ。
この時期、チェンマイは夏で、1番暑い暑期です。
藍瓶が腐ってしまい死んでいました。
雨が降らないし、いくら水やりをしていても、
肝心な藍の葉が育ちません。
なので、泥藍を作れず瓶に足していけなくなったそうです。
生き残りは
たったひとつだけ。
でもあまり力がないので
濃い青色にはなれない状態でした。
オーダーもきていたらしいですが、受けることができないと言っていました。
生きてる染というのはこういうことなんですね。
さて、次は腰織りの経糸をはっています。
今、ご自分でも手織りを習っている方だったので、すぐにコツをつかめたようで、もくもくと作業に集中していました。
夏らしいくっきり赤いお花。
ウィくんのお友達がキャベツを作っていて、売れないキャベツを捨てるところに遭遇。
そのキャベツを全部買って帰ってきました。
有機で育てたキャベツ。「もったいないから、村で売ろうと思って」とウィくん。
ちょうど夏休みの村の子どもたちが、
近所に売りに歩きます。
お母さんのおとなりさんの80歳のおばぁちゃん。
市場から買ってきた糸で
自分の巻きスカートを織っているところです。
糸は安いケミカルだけど、
自分の衣類を織る時間。すてきですね。
ちょうど織る部分に外から太陽のひかりが無駄なくあたっていて、
このお部屋に入った瞬間、その光景がとてもきれいで、
感動してしまいました。
絞り糸を織って
織り目を出すのがここのカレン族の織り柄です。
ひとりひとりが織ったら、同じ織り柄でもそれぞれの
模様が生まれるのでしょうね。
さて、さて、腰織り開始です。
横糸を入れていく作業です。
この作業も体が覚えていくしかありません。
腰織りの合間に
糸紬もやりました。
いいお顔ですね。
ガンジーのチャルカにも興味をもって
日本で、糸紬も学んでいたようです。
みな戦いをやめ、
自分のことに目を向けよう。
ガンジーの言葉に共感したことをお話してくれました。
ふと、ここには、そのガンジーの唱えている生活がまだあるぞと、、
思いました。すばらしいことです。
「糸車(チャルカ)をつかって自ら紡ぎ、織り、着る。自立すること、国産品を愛用すること。村の暮らしを守ること。
多くの国民が幸せになるには、自立した生活をすることがまず重要である」
いつか、インドのアシュラムにもいってみたいです。
この植物は、たわしです。
糸についているお米ののりを削ぎ落とします。
とてもお上手でした。
腰織りの続き、、。
今日も楽しい1日でした。
織り上がった布。首にまいています。
ありがとうございました。
日々が勉強です。
いつか、ご自分で、綿を育て、紬、織りたいと言っていました。
おなじことを思っていたので
なんだかうれしいきもちになりました。
いつか、また、、、。
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