3.15.2010

手仕事のこと


 
 去年から頼んでいた布をやっと取りに行ってきた。ここから約80㎞の距離。今回は初めてバイクの旅してきました。

まるでジェット。最後のほうおしりが痛かったけど、楽しかった。道はつづいていたし、山の中は静かで大きかった。道案内人の地元のひとたちどうもありがとう。迷わずに行けて、ちゃんと帰ってこれた。

頼んでおいた布はカレン族の手紡ぎ、草木染め、腰織りの布。楽しみにしていたインディゴの布は誰かに売られてしまっていたんだけど、別に織りあがっていた水色とピンクの布を購入できた。
淡くてぼんやりとしている。
でも、すべてが手で出来上がった布のオーラは、市場で並んでいる布とはぜんぜんちがう。人のこころとそのぬくもり、そして魂がはいったかんじ。すてきです。

 さて、この布たち、電動のものを使わないで作ってみたいと言っていたmiwakoの願い通り、手縫いの衣服をつくってみようと思います。まずは最初の予定のタイパンツ。ここまでの道のり長かったけれどこらからも長いかな~。ゆっくりだけど進んでいます。

 新しく生まれた小物レーベルともに、これからの新しい商品の分もあらたに注文してきました。もう今度は誰にも売らないでねと、約束。きっとだいじょうぶ、かな?

 小物レーベルの名前決まりました。marett(マレット)タイ語で種という意味です。よろしくお願いします。
 





 糸たちもこんなにすてきです。
 
 こうしてメーセム村の昔ながらのすばらしい手仕事を、大切に大切に守ってゆくお手伝いができればいいなぁと思います。ずっとずっと、、、。

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